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『狂犬病予防接種は動物病院で』

毎年、春にあちらこちらで狂犬病の集団接種が行われます。私もこの時期の何日間かを注射を射ちにでかけますが、昨年ある会場でこんなことがありました。
5分ほど前に注射を射った犬が、帰り道の軽トラの荷台の上で突然キャンと鳴いてひっくり返ってしまったと飼い主さんが慌てて引き返してこられました。舌の色は明らかに酸欠状態、喘ぐような呼吸でヤバい状態だということは一目瞭然で、みるみるうちに命の火が小さくなっていくのがわかりました。急いで酸素吸入をするために病院に搬送しようとしたのですが、あいにく最寄りの動物病院の先生は不在。仕方が無いので私の病院へ運ぼうとしたのですが、私の病院まではどんなに急いでも15分、焦る気持ちとはうらはらに信号待ちがとても長く感じられ、残念ながら病院へたどり着くかなり手前で息絶えてしまいました。かなりの高齢で心不全の症状でしたし、アナフィラキシーショック(ワクチン接種時にごく稀におこる命に関わる副作用)とは症状が明らかに違いますのでワクチンのせいとは言いにくいと思います。しかしながら注射を射つのに興奮したとか、何かしらがきっかけになってしまったことは十分ありえます。助けられなかったことが飼い主さんに申し訳なくてなりませんでした。
 解剖はしておりませんので、はっきりした死因はわかりません。でも、もしこれが動物病院での注射であったなら助けられた可能性は十分あったと私は思っています。ワクチンはなるべく動物病院で射つことをお薦めします。

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