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『元気なじいちゃんと年寄りばあちゃん』

当家のスコティッシュフォールドのクーちゃん(雄)は16歳、紀州系雑種犬のトラさん(雌)は14歳、ともに人間の年齢に換算すると70歳前後の立派なじいちゃんばあちゃんである。クーちゃんはスコッティッシュの宿命とも言える手首足首の関節異常があるので普段は激しい動きはしないが、未だに7歳のシマタロウと猫パンチでやり合ったりもする。ひっきりなしのご飯のおねだりがとても上手で、缶詰を開けるを聞きつけた時の動きはマッハ、しかもシマタロウの3倍は食べる。とても16歳の爺ちゃんとは思えない。しかし気がかりがあって痩せているのだ。
一方、トラさんの方は昨年から耳が遠くなったせいもあるがとても年寄りっぽくなってしまった。 あれだけ人好きでご近所さんから可愛がられていたのに、最近は誰に対してもつれない態度で愛想がなくなってしまったばかりか、散歩の距離もずいぶん短くなってトボトボ歩く姿は家内を心配させてきた。
一見すると、単なる『元気な爺ちゃん猫』と『歳とった婆ちゃん犬』の図であるが、獣医師なら必ずチェックしなければならない病気がある。それが甲状腺ホルモンの病気である。猫で多いのが『甲状腺機能亢進症』、食欲が上がり活発に動くが痩せてくる。重症になるまで病気と気づかれない病気だ。
一方、犬で多いのが猫と真逆の『甲状腺機能低下症』、一言で言うととても年寄りっぽくなってしまう病気である。治療を受けた犬の飼い主さんにはほとんど口を揃えて『若返った』と喜んでいただいている。尻尾や体の毛が薄くなってきたり、表情が暗くなってきたり、足取りが重そうになってきたらかなり怪しい。
どちらの病気も血液検査と症状を見て診断する。検査の結果クーちゃんは全くのシロ、その他の検査も高血圧以外は全く異常なく単なる大飯食らいの元気な爺ちゃんであった。一方、トラさんはグレー、甲状腺機能低下症の初期と診断し試しに治療を始めたところ案の定、活発になり始めた。

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