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『ミスマッチ』

先日、かつてからの爺ちゃんの願いであった、畑仕事の相棒になるような犬を探すことにした。
民間の保護団体の方に紹介していただいたのは、ラッキーという名前の人懐きの良いとても可愛い中型の雑種であった。喜んで譲り受けたのだが、残念ながらすぐに私の誤算が明らかとなった。おそらくは猟犬の血を引くであろうエネルギッシュな若いラッキーと、少々足腰にガタがのきた75歳の父では散歩のペースが全く違うのだ。ミスマッチだった・・・。性格のとても良い犬だったのでなんとかならないものかと思ったのだが、私や、若いスタッフが散歩しても足腰にきてしまうくらい元気なのだ。こんな職業に就いていて今更であるが、飼い主と犬の相性は深~く考えるべきであると身を以て体験することとなってしまった。保護団体の方からはお試し期間と言っていただいていたこともあって、残念ではあったがお返しした。保護団体の方がおっしゃるには、いろんな条件のミスマッチが原因で捨てられる犬や猫はけっこう多いとのことであった。
 私が偉そうに言えることではないが、生き物はよーく考えて飼い始めないとお互いが不幸になってしまうのである。

『動物だって痛い』

『犬と串カツ』

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