先日、じいちゃんの相棒にと、2~3歳になる白毛の雑種の中型犬をいただいた。
名前は我が家の愛猫『しまたろう』の弟分ということで『しろたろう』と命名された。
すごいビビリで、見た目は世間一般ではいわゆるブチャイクと言われる部類、しかも貧弱である。
ある日、家内が散歩中にシロちゃんの肛門からぶら下がるキシメン状の物体を発見したのだが、引っ張ろうとしたら肛門の中へと引っ込んでいったとのこと。そう、みなさんもなんとなくお解りと思うが、どうやらシロちゃんの貧弱の秘密はなんと寄生虫だったのだ。検便するとマンソン裂頭条虫という長さ1~2mにもなる家内が目撃した虫と、もう一種類別の虫の卵が、おまけに血液検査ではフィラリアもウヨウヨ。
フィラリアは別にして、最近めったに見なくなった寄生虫だが、まだまだ注意が必要と再認識した一件であった。今は『山羊さんみたい』と言われるシロちゃんだが、もうすぐオオカミのようなムキムキのシロちゃんになるかもしれない。