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『動物だって痛い』

犬や猫に注射を射った後や手術をした後に飼い主さんから『動物は痛くないのかなー?』と訊かれることがよくある。曖昧な答えだが、『人間よりは鈍いし回復も早いけれど、もちろん痛いです』といつも答えている。実は日本の獣医界が動物の痛みに真剣に配慮するようになりだしたのはここ十数年のことで、かく言う私も昔は手術の後等に麻酔が切れて体を震わせながら動かずにじっと耐えている犬や猫を見ても、単純に術後はそういうものなのだと思っていた。ところが、『鎮痛』をきちんと考えようということが言われるようになって、実際にやってみると術後の回復が明らかに違うのだ。犬の避妊手術程度だと術後30分もすると立ち上がってシッポを振っていたりする。たいていの場合、その日の夜から食欲も回復するので当然治りも早くなる。なんと言っても麻酔が醒めたときのペットの表情が全く違う。今思うと昔のペットたちにはなんてかわいそうなことをしていたのだろうと思う。ちなみに私のかかりつけの歯医者さんは『そこまで気を使わなくてもいいですよ』と思ってしまうぐらい痛みに配慮してくださる。私たち獣医師も動物に対してそうありたいものだ。

『健康診断』

『ミスマッチ』

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